オフィスビル

汐留シティセンター

2003年竣工、汐留シオサイトに立つ地上36階・高さ171mの複合超高層ビル。上層部にコンラッド東京ホテルを擁し、住友商事とNTT都市開発が共同開発した汐留再開発の中核棟。

汐留シティセンター
写真: Akonnchiroll / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
港区
竣工
2003年
階数
地上36階/地下4階
高さ
171m
開発
住友商事・NTT都市開発
設計
日建設計

汐留最高峰の一角に、コンラッドを擁するタワー

東京都港区東新橋一丁目。旧国鉄汐留貨物駅跡地の汐留シオサイトに、2003年に竣工した地上36階・地下4階建て、高さ171メートルの複合超高層ビルが汐留シティセンターだ。設計は日建設計、開発は住友商事とNTT都市開発の共同事業として進められた。2005年7月にはビルの上層部(28〜37階)にコンラッド東京が開業し、汐留シオサイトを代表するラグジュアリーホテルとして広く知られるようになった。

汐留シオサイトでは各街区が異なるディベロッパーによって整備されたが、汐留シティセンターはNTT都市開発の参画という点で独自の位置を占める。通信インフラ企業が都市再開発のディベロッパーとして大規模なオフィス・ホテル複合棟を手がけた事例として、2000年代の都市開発における企業の多角化戦略を体現している。高さ171メートルはジャン・ヌーヴェル設計の電通本社ビル(213m)に次ぐ中高層であり、汐留のスカイラインに厚みを加える存在だ。

ホテルが変えた汐留の宿泊市場

2005年のコンラッド東京開業は、汐留シオサイトに都心型国際高級ホテルが根づく契機となった。ビジネス需要だけでなく、東京湾や浜離宮を望む客室の眺望が観光需要を引き込み、ホテルの宿泊客が周辺の飲食・商業エリアに回遊するようになった。汐留という場所が「泊まる街」としての側面を持つきっかけのひとつが、この棟の存在だったといえる。

オフィス棟としての汐留シティセンターは、下層から中層にかけてオフィスフロアを配置し、27階までを業務用途に充てている。住友商事が主体として入居する大テナントの存在が建物の収益基盤を支え、上層ホテルとの用途を垂直に分けた計画は、汐留シオサイトの他棟(汐留タワー、汐留メディアタワー等)とも共通する構成だ。

まとめ

汐留シティセンターは2003年竣工、地上36階・高さ171メートル。住友商事とNTT都市開発が共同開発したこのビルは、上層のコンラッド東京とともに汐留シオサイトの顔のひとつとなっている。新橋駅から浜松町方面へ歩き、電通本社ビルのガラスファサードとともにこのビルのシルエットを眺めてみてほしい。

関連記事:汐留タワー / 電通本社ビル

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参考・出典

  • コンラッド東京公式(所在地:東京都港区東新橋1-9-1・28〜37階・2005年7月開業)
  • 汐留シティセンター関連公開情報(地上36階・高さ171m・2003年竣工)

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