東急東横線・みなとみらい線直通運転
2004年2月1日、横浜高速鉄道みなとみらい線(横浜〜元町・中華街 4.1km・6駅)が開業し、東急東横線との直通運転が始まった。渋谷から元町・中華街まで乗り換えなしでつながり、2013年3月には渋谷駅地下化と東京メトロ副都心線直通が加わって広域ネットワークの一軸となった。
渋谷から元町・中華街へ、乗り換えなしの路線誕生
2004年(平成16年)2月1日、横浜高速鉄道みなとみらい線が開業した。横浜駅から元町・中華街駅までを結ぶ全長4.1キロメートル・6駅の地下路線で、東急東横線との相互直通運転を同日に開始した。これにより、渋谷から元町・中華街まで乗り換えなし一本の電車で移動できる時代が生まれた。みなとみらい線の開業にあわせて、東急東横線の横浜〜桜木町間は2004年1月30日の終電をもって廃止された。桜木町まで続いていた地上の終着駅が姿を消し、横浜駅で地下路線へとバトンが渡されたかたちだ。
みなとみらい21地区の再開発と歩調を合わせるように計画されたこの路線は、馬車道・日本大通り・みなとみらい各駅の地下に、開発が進む街を縫うように通っている。駅舎には建築家ごとの設計が採用されており、赤レンガ倉庫近くの馬車道駅はレンガを想起させる壁面が目を引く。
渋谷地下化と副都心線直通——2013年の大転換
2013年(平成25年)3月16日、東横線は第二の大きな変化を迎えた。渋谷〜代官山間(約1.3キロメートル)が地下化され、渋谷駅は地下の新ホームへ移行した。同時に東京メトロ副都心線との相互直通運転が始まり、東武東上線・西武池袋線方面からの電車が東横線〜みなとみらい線を経由して元町・中華街まで乗り入れるようになった。渋谷はそれまで東横線の「始発・終着」だったが、この日を境に通過点へと変わった。
地上に残された旧渋谷駅のホームは、渋谷ヒカリエや渋谷スクランブルスクエアの開発が加速するなかで消えていった。乗り換え不要で埼玉から横浜の港まで移動できる路線の誕生は、渋谷という街のあり方そのものを変える一因にもなった。
まとめ
2004年のみなとみらい線開業と2013年の渋谷地下化・副都心線直通は、東急東横線を大きく塗り替えた二つの節目だ。渋谷を起終点とするローカル路線が、埼玉方面から横浜の港町・元町・中華街まで直通する広域ネットワークの一軸へと成長した。横浜みなとみらいの海沿いに立てば、遠方から乗り通してきた電車が地下から顔を出す景色が今も続いている。
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関連リンク
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参考・出典
- 東急線ヒストリー 東横線の歴史 https://www.tokyu.co.jp/railway/train-history/ty/
- 鉄道コム 東横線渋谷駅が地下化、副都心線と直通運転を開始 https://www.tetsudo.com/column/453/
- 駅探 みなとみらい線(横浜-元町・中華街)の駅情報 https://ekitan.com/sta-info/line/53201