オフィスビル

グランキューブ大阪(大阪国際会議場)

2000年3月開業、大阪市北区中之島の西端に立つ複合コンベンション施設。地上13階・地下3階、延床面積約68,000m²。設計は黒川紀章建築都市設計事務所。大阪川(堂島川・土佐堀川)に囲まれた中之島のシンボル建築。

グランキューブ大阪(大阪国際会議場)
写真: J o / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
大阪市北区
竣工
2000年
階数
地上13階/地下3階
延床面積
約68,000㎡
開発
大阪市
設計
黒川紀章建築都市設計事務所

中之島の西端に現れた黒川紀章の代表作

大阪市北区中之島6丁目。堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島の西端に、地上13階・地下3階の複合コンベンション施設「グランキューブ大阪(大阪国際会議場)」が2000年3月に開業した。設計は世界的な建築家・黒川紀章の黒川紀章建築都市設計事務所が担当し、大阪市が事業主として推進した大規模プロジェクトだ。延床面積は約68,000平方メートルに及ぶ。

中之島は江戸時代から大阪の商業・行政の中心として発展してきた。中之島の東側には大阪市庁舎・大阪市中央公会堂・大阪府立中之島図書館などの歴史的建造物が並ぶが、西側は長らく倉庫・工場地帯だった。1990年代に大阪市が推進した中之島西部地区の再開発により、グランキューブ大阪はこのエリアの「顔」として建設された。

黒川紀章が刻んだ共生の建築

黒川紀章は「共生の思想」を建築理論の核心に据えた建築家だ。グランキューブ大阪の外観は、中之島の水辺と大阪の天空を映しこむガラスのカーテンウォールと、メタリックなアルミパネルの組み合わせで構成される。側面から見るとほぼ正方形の平面をもつシンプルなボリュームが、水面の反射を取り込みながら表情を変える。屋上部には幾何学的な屋根構造が載り、中之島の水辺景観に独自のアクセントを加えている。

施設内は多目的ホール・大会議場・国際会議室・中小会議室など多様なコンベンション機能を有し、学術会議から大型展示会まで幅広いイベントに対応する。中之島フェスティバルタワーや中之島フェスティバルタワー・ウエストが建設された2013〜2017年以降は、周辺の再開発が進み、中之島の西側は大阪の新しい文化・ビジネス拠点として変貌を続けている。

まとめ

グランキューブ大阪は2000年開業、延床面積約68,000平方メートル・地上13階の複合コンベンション施設だ。黒川紀章の設計によるガラスとメタルの外観は、中之島の水辺に独自の存在感を放ち、大阪の近代建築を代表する一棟として定着している。中之島公園の散策と合わせて、建物外観を川沿いから眺めるのがこのエリアの楽しみ方だ。

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参考・出典

  • グランキューブ大阪(大阪国際会議場)公式サイト「施設概要」https://www.gco.co.jp/
  • 大阪市「中之島西部地区開発」関連資料
  • 黒川紀章建築都市設計事務所 作品記録

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