オフィスビル

大手町プレイス

大手町に立つ延床35万㎡級のツインタワー。連鎖型の都市再生で生まれた大規模複合ビル。

大手町プレイス
写真: Beryllium Transistor / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
千代田区
竣工
2018年
階数
地上35階/地下3階
高さ
178m
延床面積
約354,000㎡
開発
NTT都市開発・都市再生機構
設計
日本設計・大林組

大手町に立つ二棟の大規模ビル

東京都千代田区大手町。日本を代表するオフィス街の一角に、2018年、二棟からなる大規模な複合ビルが竣工した。大手町プレイスである。NTT都市開発と都市再生機構が手がけたこの開発は、地上35階・高さ178メートルのウエストタワーと、地上32階・高さ163メートルのイーストタワーが向かい合う構成で、二棟あわせた延床面積は約35万平方メートルに達する。

高さでは都心の他の超高層ビルに譲るものの、その規模、すなわち延床面積の大きさにおいては関東でも有数の一棟(一街区)である。大手町という限られた土地に、これだけの床面積を積み上げているところに、この開発の性格がよく表れている。

連鎖型の都市再生

大手町プレイスを語るうえで欠かせないのが、「連鎖型」と呼ばれる再開発の手法である。既存のビルに入る機能を一度近くの新しいビルへ移し、空いた敷地を順に建て替えていく——そうやって街全体を止めずに更新していく仕組みのなかで、この街区は生まれた。

足元には地下鉄各線へつながる歩行者ネットワークが整備され、雨に濡れずに駅と行き来できる。働く人の動線を地下と地上に立体的に通しながら、二棟のあいだに広場や緑を設けている点も、現代の大手町らしい構成といえる。

まとめ

大手町プレイスは、2018年竣工、ウエスト・イーストの二棟からなり、延床面積は約35万平方メートルに及ぶ大規模オフィスビルである。NTT都市開発らによる連鎖型都市再生のなかで生まれ、高さよりも規模で大手町の更新を象徴する存在となっている。

大手町を歩くときは、個々のビルの高さだけでなく、足元に広がる床面積の大きさにも目を向けてみてほしい。日本のビジネスの中枢が、どれだけの空間を積み重ねているかが見えてくる。

関連リンク

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参考・出典

  • 大手町プレイス - Wikipedia(2018年竣工・ウエスト35階178m/イースト32階163m・延床合計約354,000㎡)

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