オフィスビル

タワー111

1994年4月27日竣工。富山市の超高層ビルで高さ111m、地上22階・地下1階。設計は三菱地所、施工は佐藤工業・清水建設JV。高さがちょうど111mであることがタワー名の由来。

タワー111
写真: RESPITE / Public domain (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
富山市
竣工
1994年
階数
地上22階/地下1階
高さ
111m
開発
インテック・アメニティ株式会社
設計
三菱地所株式会社

富山平野に立つ「111」の超高層

富山市牛島新町。北陸新幹線が延伸する前の富山駅周辺に、高さ111メートルの超高層ビルが1994年4月27日に竣工した。「タワー111」という名称は、建物高さがちょうど111メートルであることに由来する。設計は三菱地所、施工は佐藤工業と清水建設のジョイントベンチャーが担当した。地上22階・地下1階の構成で、富山市内でも屈指の高層建築として、平野を見下ろすように立つ。

タワー111を開発したインテック・アメニティ株式会社は、富山市を拠点とするIT企業インテック株式会社のグループ会社だ。1994年当時、インテック株式会社の設立から30周年にあたる節目の年と重なり、北陸の情報産業の発展を象徴する施設として位置づけられた。富山駅の北側に広がる牛島地区は、1990年代の富山市が業務機能の集積を進めていたエリアであり、このビルの竣工は地域の都市更新を牽引した。

北陸の都市スカイラインを定義する一棟

周囲に高層建築が少ない富山市において、高さ111メートルのタワーはひときわ際立つ存在だ。鉄骨造の直方体フォルムはシンプルに切り立ち、立山連峰を背景とした富山平野の中で明確なランドマークを形成している。避雷針を含めた高さは120.5メートルに達し、富山市内で最も高い建物として長年その位置を維持してきた。

ビル内にはオフィス、商業施設、展望フロアが入り、市民の交流拠点としても機能してきた。富山駅からの徒歩圏に立地するため、都心の就業者や来訪者にとって日常的な場所となっている。2015年の北陸新幹線金沢開業後、富山市の駅前再開発が本格化するなかでも、タワー111は富山都市圏のランドマークとしての存在感を保ち続けている。

まとめ

タワー111は1994年竣工、高さ111メートル(避雷針含む120.5メートル)・地上22階の富山市を代表する超高層ビルだ。三菱地所の設計と佐藤工業・清水建設JVの施工による鉄骨造のシルエットは、立山連峰を遠景に従えた富山平野の都市スカイラインを象徴している。富山訪問の際には、タワー111を基点に、城址公園や富山市ガラス美術館など市内の見どころをあわせて散策したい。

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関連リンク

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参考・出典

  • 富山市「タワー111ビル概要」関連資料
  • 三菱地所 竣工物件一覧(1994年)
  • 佐藤工業 竣工物件記録(1994年)

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