オフィスビル

通天閣

1956年10月竣工、大阪・新世界のシンボルタワー。高さ103m(避雷針含む108m)、地上5階・地下1階。構造設計は「塔博士」内藤多仲、施工は奥村組。国の登録有形文化財。

通天閣
写真: Sakai Yayoi / CC0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
大阪市浪速区
竣工
1956年
階数
地上5階/地下1階
高さ
103m
開発
通天閣観光株式会社
設計
内藤多仲(構造設計)、竹中工務店(設計施工)

新世界の空に立つ大阪のシンボル

大阪市浪速区恵美須東の路地を抜けると、高さ103メートルの鉄塔が突然視界を占める。1956年10月28日に竣工した通天閣は、戦後の大阪で地域住民と商店主たちの出資によって再建された「2代目」の塔だ。構造設計を手がけたのは、名古屋テレビ塔や東京タワーなど戦後日本の鉄塔建設を主導した「塔博士」内藤多仲。設計施工は竹中工務店が、建設は奥村組が担った。

初代通天閣は1912年開業で、1903年の内国勧業博覧会跡地に整備された新世界遊園地の中心施設として誕生した。パリのエッフェル塔を参考にした下部構造に展望台を載せた意匠で、当時の大阪を象徴する建造物とされた。しかし太平洋戦争中の資材供出のため1943年に解体され、戦後10年余りを経て現在の塔が再建された。

下町と文化財が共存する70年

現在の通天閣は鉄骨造の地上5階・地下1階構造で、高さは避雷針を除いて103メートル、避雷針を含むと108メートルに達する。塔頂の展望台(5階)には、幸運の神「ビリケン」の像が鎮座する。ビリケン像は初代塔の時代から親しまれており、現在の像は3代目にあたる。足の裏をなでると願いがかなうとされ、国内外の旅行者が絶えず訪れる。

建物は2003年に国の登録有形文化財に登録された。超高層ビルが林立する梅田・難波とは対照的に、新世界エリアには戦後の大衆文化が色濃く残る低層の街並みが続き、高さ103メートルの塔がひときわ際立つ。大阪城やあべのハルカスと並んで「大阪らしさ」を感じさせる構造物として、半世紀以上にわたり旅行者を迎え続けている。

まとめ

通天閣は1956年竣工、高さ103メートル(避雷針含む108メートル)の鉄骨造タワーだ。地域住民の資金と内藤多仲の構造技術、奥村組の施工力で戦後に再建されたこの塔は、2003年には国の登録有形文化財に認定された。串かつ・どて焼きの店が並ぶ新世界の路地を散策し、塔頂からは大阪南部の街並みを一望できる。

天王寺駅から徒歩約10分の新世界エリアは、あべのハルカスのある天王寺駅エリアとあわせて散策できる。大阪市内の宿泊には楽天トラベルもご活用ください。

この建物、行きましたか?

自己申告制のスタンプラリーです。記録はこの端末のブラウザにだけ保存され、サーバーには送信されません。

スタンプ帳を見る →

関連リンク

PR

※ 以下のリンクには広告(アフィリエイト)が含まれます。リンク先での購入・予約により当サイトが収益を得る場合があります。

参考・出典

  • 通天閣公式サイト「通天閣について」https://www.tsutenkaku.co.jp/
  • 国指定文化財等データベース「通天閣」(登録有形文化財 2003年登録)
  • 大阪市立図書館デジタルアーカイブ「新世界の歴史」

地図でみる

この建物の近くにある建物

直線距離が近い順。そのまま次の一棟へ歩けます。