オフィスビル
霞が関ビルディング
1968年竣工、日本の超高層ビルの出発点とされる地上36階のオフィスビル。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 千代田区
- 竣工
- 1968年
- 階数
- 地上36階/地下3階
- 高さ
- 156m
- 開発
- 三井不動産
- 設計
- 山下寿郎設計事務所
高さ156メートルの出発点
東京都千代田区霞が関。官庁街の一角に、1968年、地上36階・高さ156メートルのビルが竣工した。霞が関ビルディングである。三井不動産が手がけたこの建物は、日本の超高層ビルの出発点としてたびたび参照される存在となっている。
それまでの日本の建物は、高さの制限のもとで建てられてきた。その枠を超えて建ち上がった36階建ての塔は、都市が垂直方向へ拡張していく時代の幕開けを告げるものだった。霞が関という官庁街の真ん中に現れたことも、この建物の象徴性を高めている。
地震国で高く建てるということ
高さ156メートルという規模を地震の多い国で実現するうえで、揺れに抵抗するのではなく、しなやかに受け流す構造の考え方が採られたとされる。硬く固めるのではなく、ある程度たわむことで地震の力を逃がすという発想は、その後の日本の超高層建築に受け継がれていった。
単に高いビルというだけでなく、「日本で高層建築をどう成立させるか」という問いに一つの答えを示した点に、この建物の意味がある。竣工から半世紀以上を経た今も、霞が関の街区で現役のオフィスビルとして使われ続けている。
まとめ
霞が関ビルディングは、1968年竣工、地上36階・地下3階・高さ156メートルのオフィスビルである。三井不動産による開発で生まれたこの建物は、日本の都市が高さを獲得していく流れの起点として位置づけられる。
霞が関を歩くときには、官庁街の重厚な低層建築のあいだに立つこの塔を見上げて、半世紀前に始まった「高さの時代」を思い起こしてみてほしい。
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参考・出典
- 霞が関ビルディング - Wikipedia