東京ガーデンテラス紀尾井町
旧グランドプリンスホテル赤坂跡地に2016年竣工した複合施設。地上36階・高さ180mの紀尾井タワーにはザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町が入居する。KPFと日建設計が設計し、江戸期の藩邸に由来する静かな高台の街に現代の超高層を加えた。

- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 千代田区
- 竣工
- 2016年
- 階数
- 地上36階/地下2階
- 高さ
- 180m
- 開発
- 西武プロパティーズ
- 設計
- Kohn Pedersen Fox Associates(基本設計)、日建設計(実施設計)
三藩の跡地に立つ、ガラスの超高層
東京都千代田区紀尾井町1丁目。「紀」「尾」「井」の三藩(紀州徳川家・尾張徳川家・井伊家)の屋敷に由来する地名を持つこの街区の一角に、東京ガーデンテラス紀尾井町は立つ。2016年7月にグランドオープンしたこの複合施設は、西武プロパティーズが開発を主導し、旧グランドプリンスホテル赤坂(旧赤坂プリンスホテル)の跡地を再開発したプロジェクトだ。
中核をなす紀尾井タワーは地上36階・地下2階、高さ180メートル。基本設計はKohn Pedersen Fox Associates(KPF)が担い、日建設計が実施設計を担当した。タワーの上層部にはラグジュアリーホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」が入居し、眼下に皇居外苑や新宿を見渡す高層階の客室が街の新たな名所となっている。複合施設全体の延床面積は約22万7200平方メートルに上る。
江戸の記憶を地面に刻む再開発
旧赤坂プリンスホテルは1955年に開業し、1983年に建て替えが行われた。高層のガラス棟は丹下健三の設計として知られ、長く赤坂の象徴的な建物だった。その跡地に新しいタワーを建てるにあたり、西武プロパティーズは街区の歴史を踏まえた空間構成を選択した。敷地内には江戸時代の丘の地形を復元したとされる庭園「赤坂御用地の森につながる庭」が整備され、ホテルや商業施設の利用者が四季を感じられる緑の空間が設けられている。
紀尾井町という立地は、政治・文化的に密度の高い千代田区の一角だ。ホテルニューオータニや清水谷公園が近く、国会議事堂や首相官邸からも近距離にある。KPFが基本設計を手がけたタワーのファサードは、周囲の緑や天空の色を映し込むガラスカーテンウォールで構成されており、都心の高台という立地のなかに溶け込むように設計されている。
まとめ
東京ガーデンテラス紀尾井町は2016年竣工、地上36階・高さ180メートルの複合タワーだ。旧赤坂プリンスホテルの跡地に西武プロパティーズが開発し、KPFと日建設計が設計した建物は、千代田区紀尾井町という歴史ある街区に新たな高層の定点を加えた。赤坂・半蔵門方面を歩く際には、タワーの足元の庭園にも立ち寄ってみてほしい。
同エリアの建築として東京国際フォーラム(1997年竣工)や大手町タワー(2014年竣工)も参照したい。紀尾井町・赤坂周辺のホテル予約には楽天トラベルが便利だ。
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関連リンク
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参考・出典
- Skyscraper Center「Tokyo Garden Terrace Kioicho Kioi Tower」36F/180m https://www.skyscrapercenter.com/building/tokyo-garden-terrace-kioicho-kioi-tower/26345
- KPF project page「Tokyo Garden Terrace」architect: KPF (design), Nikken Sekkei (executive) https://www.kpf.com/project/tokyo-garden-terrace
- 東京都環境局 大規模建築物 延床面積約227,200㎡(全体)
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この建物の近くにある建物
直線距離が近い順。そのまま次の一棟へ歩けます。
- 110mザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
- 120m東京ガーデンテラス紀尾井町
- 680mホテルニューオータニ東京 ガーデンタワー
- 690mANAインターコンチネンタルホテル東京
- 790m東急キャピトルタワー
- 830mホテルニューオータニ東京